
2025.08.10
大垣市で既存漆喰を撤去後に、新たな漆喰を補填した工事を実施した事例記事の続きを紹介していきます!漆喰工事は既存の漆喰を撤去する取り直し工事の実施が基本です。前回の記事 ↓ 【大垣市で漆喰の取り直し工事を実施、既存漆喰を撤去後に新規の漆喰を補填した様子を紹介】今回は漆喰工…

築30年を迎えたK様邸では、外壁の汚れや色褪せ、雨樋の歪み、屋根漆喰の劣化が目立つようになりました。
特に雨の日には雨漏りもあり困っていたそうです。
また雨樋から水が溢れ出し、外壁を汚してしまうことや水が下に落ちる音が大きなお悩みだったそうです。
メンテナンスを長い事していないので
「一度まとめてメンテナンスしたい」とのご希望から、屋根漆喰工事・雨樋交換・外壁塗装・防水工事を行うことになりました。
通気緩衝工法(つうきかんしょうこうほう)は、既存の下地に湿気や水分が残っていても施工が可能な工法です。
下地と防水層の間に「通気緩衝シート」を敷くことで、下地から出る水蒸気を逃がし、膨れや剥がれを防ぎます。
既存の屋上やバルコニーなどに多く採用される方法です。
・既存の床面にある汚れ、砂埃、劣化した防水材を取り除きます。
・クラック(ひび割れ)があれば補修材で埋めて平滑にします。
👉 この工程を丁寧に行うことで、後の防水層の密着性が高まります。
・下地と通気緩衝シートの接着をよくするためにプライマー(接着剤)を全面に塗布します。
👉 ここを省くとシートが浮いたり剥がれたりするリスクがあるため重要です。
・床全面に通気緩衝シートを敷き詰めます。
・シートには細かい穴があり、下地に残った湿気や水蒸気が上に逃げる仕組みになっています。
👉 これが「膨れ防止」のポイントです。
・屋上やバルコニーの端部に「脱気筒」という筒状の部材を設置します。
・ここから下地の湿気や水蒸気が外に抜けていきます。
👉 実際の現場では、この脱気筒があるかないかで耐久性が大きく変わります。
・液体状のウレタン防水材をローラーや刷毛で均一に塗布します。
・通気緩衝シートの上から塗ることで、シームレスで柔軟な防水層を作ります。
・1層目が完全に硬化した後、2層目を塗布します。
・二重に塗ることで厚みを確保し、防水性能を強化します。
👉 この厚みが十分でないと、ひび割れや水の侵入リスクが増します。
・紫外線や雨風から防水層を守るために、最後にトップコートを塗布します。
・色付きなので見た目もきれいになり、仕上がりに安心感が出ます。
今回の工事を終えて、K様からは「雨の日でも安心して過ごせるようになりました。家全体が新しくなったようで嬉しいです」と喜びのお声をいただきました。
私たちも、安心できる住まいを守るお手伝いができたことを嬉しく思っています。
【専門用語の紹介】
漆喰(しっくい):瓦を固定する白い材料。接着剤の役割もあります。
雨樋(あまどい):屋根の雨水を集めて流すパイプ。
勾配(こうばい):雨樋に水が流れるようにつける傾き。
チョーキング:外壁に手をこすると白い粉がつく現象。塗装劣化のサイン。
下塗り:外壁塗装の一番最初の塗り。接着をよくする役割。
防水層:ベランダや屋上で雨水を通さないための層。
下地補修(したじほしゅう):塗装や防水の前にひび割れなどを直す作業。
雨漏り:屋根や壁から雨水が家の中に入ること。
高圧洗浄(こうあつせんじょう):強い水の力で汚れやカビを落とす作業。
耐久性(たいきゅうせい):長く壊れにくく、効果が続く性質。
築30年を迎えたお住まいには、屋根や外壁、防水部分に劣化が見られます。
今回のようにまとめて工事を行うことで、住まいを長持ちさせ安心して暮らせます。
屋根や外壁のことでお困りの方は、ぜひ街の屋根やさん岐阜店にご相談ください。
お問い合わせはフリーダイヤル【0120-773-811】までお気軽にどうぞ。
または問い合わせフォームより
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん岐阜店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.