
2025.05.31
各務原市でカラーベスト屋根のメリット・デメリットを解説した、事例記事の続きを紹介していきます。カラーベスト屋根は軽量で施工コストも安価な屋根材ですが、割れやすく早めのメンテナンスが推奨される点にご注意ください。前回の記事 ↓ 【各務原市で経年劣化したカラーベスト屋根の現…

築30年が経過し、屋根の色あせや一部のひび割れが気になるとのことでお問い合わせをいただきました。
定期的なメンテナンスをしていなかったため、雨漏りの心配もあったそうです。
特に台風や大雨のあとに屋根材の劣化やズレが気になる様になったとのことで、不安を感じていらっしゃいました。
現地調査の結果、既存のカラーベスト(化粧スレート)は全体的に劣化が進んでおり、部分的な修理や塗装では限界がある状態でした。
そのため、屋根全体を覆うカバー工法をご提案し、採用いただきました。
スーパーガルテクトは、大手建材メーカー「アイジー工業」が製造している高耐久・高性能の金属屋根材です。
屋根カバー工法(重ね葺き)に最適な素材として、全国の屋根工事で多く使われています。
【スーパーガルテクトの特長】
従来の瓦屋根の約1/10の軽さで、住宅の負担を大幅に減らします。
耐震性も高くなるので、地震対策としてもおすすめです。
金属屋根でありながら、裏側に**断熱材(ポリイソシアヌレートフォーム)**が一体化されています。
夏は熱を通しにくく、冬は室内の暖かさを逃がしにくいので、一年中快適な住まいを実現します。
表面材には、耐久性の高い「超高耐久ガルバリウム鋼板」が使用されています。
サビに強く、長期間美しさを保ちます。
メーカーの穴あき保証は25年、変色保証は20年と、安心の品質です。
ブラック・ブラウン・グリーンなど、外壁と調和しやすい落ち着いた色がそろっています。
お住まいの外観に合わせたコーディネートが可能です。
断熱材のおかげで、雨音が気になりにくいのも大きなメリット。
「金属屋根は音が響く」と思われがちですが、スーパーガルテクトは静かな屋根材です。
【こんな方におすすめ】
屋根の老朽化が気になる方
雨漏り対策をしたい方
瓦屋根の重さが不安な方
断熱・遮熱性能を重視したい方
長持ちする屋根材を選びたい方
【既設棟板金の撤去】
まずは古くなった棟板金を取り外しました。
板金が浮いていたり、釘が抜けている箇所があり、風の影響で飛ばされるリスクもありました。
こうした状態を放置していると、強風時に板金が飛散し、隣家や通行人への被害も考えられますので要注意です。
【軒先水切りの取り付け】
次に、水が軒先から建物内へ侵入しないように「軒先水切り」を設置します。
この部材は普段見えない部分ですが、雨水の排水をスムーズにし、建物を長持ちさせるためには欠かせません。
【専門用語の紹介】
カラーベスト(化粧スレート):
セメントを主原料にした屋根材。軽くて安価ですが、劣化しやすい素材です。
棟板金(むねばんきん):
屋根の一番高いところにある金属のカバー。風雨から屋根を守ります。
軒先水切り:
屋根の端に取り付ける金属部材。雨水が建物の中に入るのを防ぎます。
ルーフィング:
屋根材の下に敷く防水シート。万が一屋根材から水が入っても室内を守ります。
カバー工法:
既存の屋根の上に新しい屋根材をかぶせる工事方法。解体が不要で工期短縮が可能です。
スーパーガルテクト:
ガルバリウム鋼板の屋根材。軽くて断熱性に優れています。
重ね葺き:
古い屋根の上に新しい屋根を重ねる工事方法。工事中でも生活に支障が少ないのが特徴です。
防水処理:
雨水の侵入を防ぐために行う施工。コーキングなどの方法があります。
断熱性:
熱を通しにくい性能。夏は涼しく、冬は暖かく保てます。
劣化:
時間とともに素材が傷んだり弱くなること。屋根の寿命に大きく関係します。
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