岐阜市｜瓦屋根からの雨漏りで谷板金を交換！最も雨漏りしやすいウィークポイントです
2025.09.01
瓦屋根からの雨漏りでは、谷板金が原因のケースが多く見られます。谷板金は屋根の谷になっている部分に取り付けられる板金のことです。雨水を集めて排水する役割があり、谷樋とも呼ばれます。雨水が集まる場所のため、瓦屋根で最も雨漏りしやすいウィークポイントです。今回は、岐阜市の瓦屋根の雨漏り…
岐阜市の戸建住宅で瓦屋根の棟から雨漏り！応急処置されていた棟瓦を積み直して補修しました。
昔ながらの瓦屋根では、棟瓦と呼ばれる専用の瓦が積まれています。
棟は屋根全体を押さえる重要な役割を持ち、雨風の影響を受けやすい場所でもあることから、雨漏りしやすいポイントです。
シートを外してみると、棟瓦に破損などはありません。
この状態で雨漏りしている場合、下地の漆喰や葺き土が劣化し、わずかに瓦がズレていたり、隙間ができたりしていると考えられます。
そのため、一度棟を解体して積み直しを行うことになります。
このため、できた隙間から雨水が侵入しているのでしょう。
漆喰や葺き土は瓦に比べると寿命が短いため、経年でボロボロになり、雨漏りなどの原因となります。
見た目に問題がなくても、内部で劣化しているケースもあるため、定期的な点検が必要です。
雨漏りが再発しないように、隙間を作らないようにする重要な工程です。
漆喰自体も昔のものに比べると水に強く劣化しにくいものになっています。
針金による固定は一般的な方法ですが、縛り方や力加減に差が出るため、職人の腕が問われるポイントです。
これで、棟の補修は終了です。
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