鼻隠し(はなかくし)とは?
屋根の軒先に取り付けられている板材のことです。
簡単に言うと、「雨樋を取り付けている板」「雨樋の裏側にある板」のことです。
雨樋が取り付いている住宅は鼻隠しがあることになります。
サイズは幅が20cm前後、厚みが2cm前後が多いです。
鼻隠しの主な役割は?
主に二つあります。
「雨樋を取り付ける下地としての役割」と「垂木(たるき)などの屋根の構造材を隠す役割」です。
鼻隠しと似ている建設部材に破風板(はふいた)があります。
鼻隠しも破風板も基本的には同じ素材を使用します。
その為、鼻隠しを破風板として言い表すメーカーもたくさん存在します。
ここで、鼻隠しと破風板の違いを整理をしましょう。
まず、鼻隠しは屋根に対して水平に取り付けられる板のことです。
雨樋が取り付けられる軒先の部分に鼻隠しは取り付けられます。
一方、破風板は鼻隠しと同じく軒先に取り付けられる板のことですが、破風板は屋根の傾斜部分(妻側)に取り付けられます。
構造上、破風板には雨樋を取り付けることができません。
屋根の形を例にあげると、切妻屋根では鼻隠しと破風板で屋根が構成されています。
寄棟屋根では破風板がなく、鼻隠しだけで屋根が構成されています。
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