屋根の外観がストライプ(縦じま)に見えるものが「縦葺き」、ボーダー(横じま)に見えるものが「横葺き」です。
デザイン以外に機能面でもそれぞれに特徴があります。
『縦葺き』
「縦葺き」とは、冒頭に「ストライプ(縦じま)」とたとえたとおり、雨が流れる方向に屋根材を葺いた屋根の形状です。
屋根材同士のつなぎ目が、屋根の頂上部分に当たる“棟”から先端部分の“軒先”に向かって降りています。
地域や屋根材メーカーなどによって「立平葺き」「縦平」「縦ハゼ葺き」「竪ハゼ」などと呼ばれることもありますよ。
縦葺きの特徴は?
縦葺きのデザイン面の特徴は、そのまっすぐに伸びた縦のラインの美しさ。
シンプルな印象に仕上がることから、シンプルモダン系の住宅との相性がよく、
外壁とマッチしたシャープな外観が実現します。
また、機能面では屋根材同士のつなぎ目が縦方向に伸びており、
棟から軒先までの間に障害となるものがありません。
雨が降っても屋根の上に溜まらずにスムーズに流れ、雨漏りがしにくくなる為、
その特性を活かして緩い勾配の屋根を設計することができるのです。
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