日本以外の世界の住居を目にすることは滅多にありませんよね。
世界の家に見られる工夫を見ていきましょう。
☆トルコ☆
涼しく、保湿性も良い!「洞窟の家」
トルコのカッパドギアには洞窟に住んでいる人々がいるそうです。
まるで映画のようなユニークな景観には少しわくわくしてしまいます。
この洞窟の家の歴史はとても古く、なんと紀元前3000年ころから続いているそうです。
もともとは修道士たちが俗世間から修行するためにこの土地を選んだのだそう。
その後、オスマントルコの人たちが移り住んだことで、現在のように一般的な住居といて使用されるようになったのです。
トルコは国土がとても広いため、地域によって気候は全く違います。
洞窟の家があるカッパドギアは、夏は暑く、冬と春には雨が降るそうです。
朝と夜は気温が下がり、肌寒く、1年を通して乾燥しているのが特徴です。
洞窟の家の中は冬は暖かく、夏は涼しい、そして保温性にも優れているとのこと。
暗くて涼しい場所はブドウなどの果物やパンを長期保存できるため、貯蔵庫として使われているようです。
一般的に洞窟の家の入り口には、それぞれに石造りの開放的なテラスが設けられています。
寒い冬は暖かい洞窟の中で、厚い夏は明るく開放的なテラスで過ごすのだそうです。
季節にあった過ごし方ができるのも魅力的ですね。
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