スレート系屋根によく聞く棟板金とは一体何のことなんでしょうか。
棟板金とは?
家屋で板金というと主にスレート(カラーベスト、コロニアル)系の屋根を留める金属部分のことを言います。
屋根と屋根の面が合わさる山状の部分を棟(むね)と呼び、その接合部分を覆って雨水の侵入を防ぎ屋根材を固定している金属のことを棟板金と呼びます。
棟はお住まいの最も高い部分、屋根の頂上部分にある為、風の影響を受けやすく、強風の被害にあいやすい部分なのです。
屋根の上ですので確認もしづらく、浮き上がってしまったり、飛んでいってしまっても気が付かない事が多く、いつの間にか雨漏りをしていたなんてこともあるんですよ。
日頃、風にあおられ浮き上がる力を受けており、釘はそれを受けて抜ける方向の力が働く為、釘が浮いたり、歪んだりします。
そうすると、板金に隙間ができ、雨水も侵入してしまうのです。
雨水が入り込んでしまうと、中の芯木が腐食してしまい釘が抜けやすくなり、棟板金の飛散を引き起こしてしまいます。
いざという時、慌てないためにも、定期的に点検を心掛けましょう!
慣れていない方が屋根に登るのは大変危険ですからね。
屋根リフォーム、棟板金工事などについては街の屋根やさん岐阜店にお気軽にお問い合わせください。