日本以外の世界の住居を目にすることは滅多にありませんよね。
世界の家に見られる工夫を見ていきましょう。
☆ノルウェー☆
天然の断熱材・草屋根の家
緯度は高いですが、メキシコ暖流の影響で冬でも比較的快適に過ごせるノルウェーです。
湿度は低く、四季も緩やかながらもあることから、そこそこ過ごしやすい環境が揃っているといえるかもしれません。
しかし、夏は日照時間が長く、日差しも強いのが難点です。
長く続く冬や冷え込む夜には対策が必要です。
国土の90%以上が山地だというノルウェーの家の特徴には森林資源を有効活用していることがあげられます。
その特徴が顕著にみられる「草屋根」は丸太を積み重ねた校倉造の屋根に白樺などの樹皮や土を乗せて、
さらにその上に芝や木を植えたものです。
夏は植物の蒸散作用で屋内を涼しくし、冬は断熱材の働きで屋内の寒さを和らげるのです。
また、小さな生き物の生息場所ともなっていて自然環境の保全にも役立つ、まさに一石二鳥な家なのです。
さらに窓は二重窓になっていたり、
室内の気温を保つために天井は低めになっていたりと寒さを防ぐための工夫もたくさんあります。
家族との時間を大切にするノルウェーの人たちだからこその工夫がたくさん詰まっている家と言えますね。
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