分類としては三州瓦にもある釉薬瓦と同じになりますが、石州瓦の赤瓦には『来待(きまち)』という釉薬が塗られることで赤色を表現しています。
来待釉薬も非常に耐火性が高く、瓦の原料となる粘土は都野津層(つのづそう)から採れた陶土で、この陶土自体も耐火性に非常に優れているので来待釉薬と融合されることでとても強度の高い瓦へと仕上がります。
防水性
通常の瓦だと小さな気孔があり、そこから水分を吸収してしまいますが瓦を高温で焼くことによりこの気孔は少なくなると言われています。
1200度以上で一番粘土瓦の中では焼成温度帯が高温なことからも石州瓦は防水性を発揮し、水分を吸収しにくいことから凍害にも強いと言われています。
塩害に強い
高温で焼成しているのでとても硬くて丈夫な瓦なので、海水などの塩が表面から内部へ侵入する可能性は低く、吸収率も低いことから塩害にも強い瓦と言われています。
変色に強い
石州瓦の独特な来待によるコーティングは変色の原因の雨などのアルカリ性や酸から守ってくれる働きがあるため長い間、美観を保つことができます。
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