同じ日本でも気候が違ったりして住居の様式も実は違ったりするのです。
今回は日本の地域別の住宅の違いについて紹介します。
日本の地域の住宅の違い
☆北海道・東北地方の住宅の特徴
北海道や東北のほうの豪雪地帯では、高気密高断熱の作りの住宅が基本。
雪が屋根に蓄積すると家屋倒壊の危険があるため屋根も平ぺったい陸屋根は取り入れられていません。
一階部分が地上よりも高く作られていることが多く、雪が積もっても家の出入りができるようになっています。
☆東京都の住宅の特徴
東京都は日本の中でも言わずと知れた土地の高い地域ですね。
その為、小住宅が多いのが特徴です。また一戸建てに住む人よりもマンションに住む人が多いのも東京都ならではです。
家の特徴としては防音設備の整った家を好む傾向にあります。
また土地が狭い分、三階建てなどの住宅を建てる家も多いです。
いかに狭いスペースを有効活用できるかというノウハウが凝縮されているのです。
☆東海・近畿の住宅の特徴
寒暖差の激しいこの地域では、夏の暑さに照準を当てて住宅を建てる傾向にあります。
風通しを良くするために窓が大きな家が多く、ファンなどを設置して外気が取り込めやすくなっています。
また土地的に水害が多い地位でもあるので基礎工事を徹底的に行う住宅がほとんどです。
☆四国地方の住宅の特徴
日本の中でも温暖な気候で自然災害も少ないのが四国地方です。
その為、木造・鉄筋・コンクリートなど様々なつくりの家が見られます。
☆九州地方の住宅の特徴
四国同様、温暖な気候の地域で様々なタイプの住宅が入り混じっています。
ただ九州は火山が多く、そういった地域では噴石や噴煙などが万一に備えた住宅設備の整った家が多くなっています。
☆沖縄の住宅の特徴
沖縄は日本の中でも独特な文化を築いてきた地域です。
平屋建ての家が好まれる傾向にあり、台風対策でコンクリートの建物が多いのが特徴なのです。
住宅はその地域で昔から馴染んできた家の特徴が現代でも残っていますね。
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