部屋の内装を壁紙で仕上げるのではなく、塗り壁にするときの材料の代表が「珪藻土」と「漆喰」です。
床などに無垢材(むく材)をふんだんに使う自然素材にこだわった家でよく見られる内装材です。
では、珪藻土の壁材と漆喰の壁材は、どう違うのでしょうか?
まず違うのは、それぞれの原材料です。
・珪藻土の原材料は「珪藻」という藻の一種
珪藻土は「珪藻」(藻の一種)の遺骸が海や湖の底に積み重なってできた粘土状の土。
珪藻が増殖し、遺骸となって積み重なっていくことで、黄色、白、灰色のしま模様になるのが特徴。
耐火性が高く、耐火レンガの原料や七輪に使われ、古くから生活の身近なところにありました。
珪藻土そのものには固まる性質がない為、壁材の場合は泥や化学繊維、漆喰などと混ぜて使われます。
・漆喰のルーツはサンゴ礁
漆喰は消石灰(水酸化カルシウム)を主原料としたもの。
消石灰=学校などのグラウンドに引く白線、といえばイメージがしやすいでしょう。
サンゴ礁が大陸プレートにぶつかり陸地と一体化してできた石灰岩(石灰石)に、水を加えることでできるものが消石灰。
これに海藻のりなどを混ぜ、塗りやすくしたものが漆喰です。
漆喰は塗ってから数年かけて硬くなる性質を持っています。
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