雨樋は住宅の大切なパーツのひとつです。
雨樋は集水器に水が溜まるように勾配をつけて取り付けてありますが、強風や大雪の被害で破損したり反ってしまうと、水が集水器に流れなくなり、雨水が溜まって水が腐ったり、苔やカビが発生したりする原因にもなってしまいます。
特に雪の災害では、雪が溶けるまでに過重がかかり続けるために雨樋は反ってしまい、雨樋本来の役目ができなくなってしまうこともあります。
自然災害によって屋根や雨樋が被害を受けた場合、火災保険で修理できる可能性があります。
風災、水災、雪災、雹災などの災害で住宅に被害を及ぼしたものに関しては、
適応条件が満たされていれば火災保険の補償対象になります。
雨樋の被害で多い風災と雪災の一般的な定義
〈風災〉台風や竜巻、暴風、旋風などで生じた被害のこと。洪水や高潮などは含まれない。
〈雪災〉豪雪による重みによる被害と、雪の落下による事故や雪崩を指す。融雪水の水漏れや凍結、または融雪による洪水や除雪作業の事故は含まれない。
雨樋の修理工事を申請するための適応条件とは?
・一般に強風の条件としては、最大瞬間風速が秒速20m以上の風によって生じた損害が対象です。
・屋根や雨樋などの修理工事費用が20万円以上の場合のみ火災保険の補償を受けることができます。
・風災や雪災などの自然災害による破損事故から3年以内に申請及び請求を行った場合のみ補償を受けることができます。
まずはご自身の火災保険の補償内容を確認してみましょう。
火災保険に関するお問い合わせは街の屋根やさん岐阜店にお気軽にお問い合わせください。