折半屋根の特徴
使用されることの多い建造物・・・車庫、カーポート、工場、倉庫、大規模な自転車置き場など。
材質・・・鋼板、ガルバリウム鋼板が最も多い。
フッ素鋼板やカラーステンレスもあるが、高価なので使われることは少ない。
メリット
・金属製なので耐火性が高い
・水捌けが良い
・価格も安い
・加工しやすいので工期も短縮でき、工事費を抑えられる
デメリット
・金属製なので、夏場は高温になりやすい
・雨音が響きやすい
折半屋根のメンテナンス時期のサイン
1.ボルトなどの錆び
重ねタイプの折板屋根はタイトフレームの上からボルトで屋根材を固定しています。
最近では錆びにくいステンレスが主流ですが、それ以前のユニクロ(亜鉛メッキした鉄材)は錆びに弱いことから錆びが発生することがあります。
錆び程度であれば屋根の塗装に合わせて錆止めを塗るといったメンテナンスで良いのですが、錆びが酷くなると腐食し、そこから雨水が入るケースもある為、交換が必要になります。
2.屋根材の色褪せや錆び
屋根材表面の塗膜の剥がれや色褪せは屋根塗装のサインです。
塗膜が劣化していくことで水捌けも悪くなり、そのうち錆びも発生します。
この時点であれば錆びを落とし、屋根の塗装をすることで問題ありませんが、メンテナンスをせずに更に時間が経過すると屋根材が腐食して穴あきが発生します。
3、屋根材の穴あきや変形
屋根材の穴あきも一部であれば部分的な補修も可能ですが、範囲が広くなると屋根葺き替え工事や屋根カバー工法といった屋根を新しくする工事が必要です。
屋根葺き替え工事は既存の屋根材を撤去して新しい屋根材を設置します。
その為、屋内での作業に制限ができ、店舗などの場合は営業ができない場合もあります。
それに対して屋根カバー工法は既存の屋根の上から新しい屋根を二重に作る工事ですので、屋内への影響が少ないことや、廃材が少ないことで費用を安く済ませることもできます。
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