軒天とは?住宅における役割は?
軒天は軒天井や軒裏とよばれることもあります。
軒天は雨から外壁を守る役割を果たしているのです。
住宅を雨から守るための傘と同じような役割と考えると分かりやすいかもしれませんね。
しかし、軒天は住宅における傘の役割を果たす一方で、
屋根と外壁の結合部にあたる為に、外壁で劣化しやすい箇所でもあります。
その為に、軒天の劣化を放置することは住宅にとって穴の空いた傘をさしているようなものなのです。
ですから、軒天が劣化するということはその劣化箇所から雨漏りに発展する可能性があるということです。
もし、雨漏りに発展してしまった場合には軒天の修理だけにとどまらず、外壁の張り替えなど追加費用が発生し、
高額な修理になってしまうので、事前に修理をしておくことが重要です。
軒天材の種類
一般的な住宅の軒天で使用される素材には、不燃材系と木材系の2種類の外壁材が軒天で使用されています。
近年は軒天材に使用される素材のほとんどが不燃材です。
不燃系の外壁材
お家の屋根を2階のベランダや窓から眺めた時に外壁材が木材でなければ、
それは不燃系の外壁材でほぼ間違いありません。
不燃系の軒天材が広く普及したのは、万が一の火事の際に延焼を防止する役割を担うようになったからです。
不燃系の軒天材には、ケイカル板、スラグ石膏版、フレキシブルボード、金属板などがあります。
木材系の軒天材
べニア板(合板)は木材系の軒天材です。
不燃系と比べ、材料自体が安価な為に工事費用を抑えたい際に軒天材にべニアを採用することも多いです。
軒天の修理についてのお問い合わせは街の屋根やさん岐阜にお気軽にお問い合わせください。