富加町で過去に塗装したスレート屋根の調査
富加町にお住まいのお客様より、屋根調査のご依頼を頂きました。お客様のお宅の屋根は過去に屋根塗装を行っているスレート屋根でした。現在の屋根の状態を確認すべく屋根に上がらせていただきました。
お客様のお宅のスレート屋根は端部に塗られた塗膜が変色していました。これはスレートの上下が重なる部分に雨水が原因です。この部分の塗膜は剥がれやすくなる傾向がります。また、棟板金に塗られている塗膜は剥がれ出しており、剥がれた所からサビが発生し始めていました。このような状態から既存の塗膜が劣化し始めていることがわかり、再び屋根塗装が必要なタイミングであるといえます。傷み過ぎたスレートには塗装しても塗膜が剥がれやすく長持ちする事は期待できない為、傷み過ぎる前に屋根塗装を行う事がおすすめです。
スレート屋根の耐用年数は20~30年程度です。どのような屋根材であっても確実に劣化していき寿命を迎えてしまいますが、劣化の程度を左右する要因は環境だけでなく、日頃からのメンテナンスがされているかどうかです。お客様が以前塗装をされたようにスレートは塗装をすることでより長持ちさせることができます。スレートは環境によっては早くて5年程度で劣化が始まり徐々に塗膜が剥がれていくため、新築から7~10年程度を目安に塗装をおこないましょう。
屋根全体を調査し、棟板金を固定している釘が抜けだしている所が散見されました。棟板金の釘抜けは、板金内部にある貫板に原因があることが多く、釘が抜けてきてしまった際には棟板金交換工事を行います。棟板金は新築から10~15年を目安に交換を検討しましょう。
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