大垣市にて塩焼き赤瓦の雨漏りの現場点検に行ってきました。

築４８年で、お客様から『屋根からの雨漏りがひどいので緊急で見に来て対応して欲しい』とご連絡をいただき、すぐに現地に直行しました。

中の土はほとんど流されており、下地材も出てしまっている過酷な状態でした。

瓦の少しのズレを甘く見てしまいますと、徐々にズレも広がり、雨水が浸入していきます。

そうすると土が流れ、下地を腐らせてしまって雨漏りを引き起こしてしまう原因になります。

下からの写真です。

完全に下地材まで腐ってしまい、穴があいてしまっているのがわかると思います。

このように、小さな傷みの状態で瓦のズレや漆喰のはがれ、棟のズレなどが出始めたときに

状態を把握されておくかどうかで対応が変わります。

大きな工事になる前にすぐに専門業者にみてもらうことをお勧めします。

雨漏りしていない箇所も、瓦のずれが発生していました。

お客様と現状の状態と提案を話しましたら、『実は何年か前に、瓦の補修の話があったんだが、雨漏りしていないため見送ってしまった結果が今現在に至るよ』と言われておりました。

工事が大きくなりますと、費用も大きくなり、工期も長くなりますのでここが一番のポイントになってきます。