大垣市にてセメント瓦屋根の現場点検に行ってきました。

築39年のお家です。

お客様から『屋根から雨漏りがしているので、調査見積をして欲しい』とお問い合わせがありました。

さっそく現場に行き、調査するとセメント瓦にコケとひび割れが発生していました。

セメント瓦の場合、経年により表面が色あせ、防水効果も徐々に失われていく屋根材です。

セメント瓦自体に防水性はないため、表面の塗膜で雨水を防いでいます。

そのため、定期的に表面の塗装をするなどのメンテナンスが必要なのです。

表面の塗装のメンテナンス時期を逃すと雨水が浸入してしまい、雨漏りの原因を作ってしまいます。

そうなると、セメント瓦自体を取り替える葺き替え工事へと変わっていってしまい、費用的にも大きくなります。

お客様に現場調査報告をしたところ、

『なんとか補修か塗装で雨漏りを止めることはできないか』と質問されましたが、

雨漏りを止めるためには、葺き替えの選択が最適ですとご説明させていただきました。

雨漏りを放っておくと非常に危険ですので早めの対処が重要です。