大垣市にてかわらUの現場調査に行ってきました。

 

築58年のお宅です。
お客様から「屋根が大分はげてきたので、現場点検をして欲しい」とご連絡をいただきました。

 

現場に行き、点検しましたらかわらUの塗膜の劣化がかなり進行しておりました。

 

このタイプのかわらUはアスベスト無しのタイプです。
数年経過した頃から、表面の塗膜がはがれ白く変色してきます。

写真のように、白く見えるのは表面の化粧層としての塗膜がはがれ中の基材が露出してしまっています。
この状態ですと雨水が浸入してしまい、ひび割れを発生させてしまいます。

 

また、黄色く見えますのがコケの発生です。

 

これもまた、表面の塗膜の劣化によりコケが生えてきます。

 

 

現状の状態から見ますと、塗装では長くもたないです。

 

その理由は、塗装は表面の剥離した塗膜部分を補い綺麗に保たれますが塗装でかわらU自体の強化にはつながりません。

 

一番最悪のケースは、塗装をして２～３年で葺き替えになってしまうことです。

 

今回は、お客様には現場調査の結果を報告しまして、ガルバリウム鋼板への葺き替えの提案をしていきたいと思います。