大垣市にて瓦棒金属屋根の現場点検に行ってきました。

築49年のお宅でした。

OBのお客様から「なんだか屋根が心配だから点検して欲しい」とご連絡をいただきました。

さっそく現場に行き、屋根に登ると瓦棒屋根でした。

瓦棒屋根は、板金で施工される板金屋根の工法の一つです。

急な勾配を必要とせず、様々な屋根の形に対応するのが特徴です。

基本、継ぎ目が少ないので雨漏りに強く、施工方法がシンプルで工事がしやすいのも特徴です。

写真は、瓦棒の一部が浮き上がってしまっている状態です。

固定するビスは抜け落ち、風で曲がったくせがついてしまっている状態です。

このような状態は、強風や台風で瓦棒が飛散する可能性があります。

棟板金の様子ですが、サビが全体に廻ってしまいます。

さらに棟板金を固定する釘も錆びてしまっているので、浮き上がりや雨の侵入の恐れがあります。

棟板金は、屋根と屋根の面が合わさる山状の接合部分です。

ここを覆い、保護し、なおかつ屋根材を固定している金属部分でとても重要で大切な部分です。

大きな被害にあう前に定期的に屋根のメンテナンスをおすすめします！