今回は、大垣市で屋根の点検にいってきました。屋根にはモニエル瓦という屋根材が使用されていました。見た目は粘土瓦に似ていますが塗装が必要な屋根材です。また、注意が必要な点がもう一点それは現在は生産がされていないという事です。ですので全国を探しても在庫はほとんどない状態です。あるとすれば現在既に葺かれている屋根です。一般的な瓦であれば割れてしまった場合、差し替えをする事が出来るのですが、それが出来ないという事になります。なので屋根材一枚だけ割れてしまったとしても葺き替え工事しかご提案出来ないという場合もあるのです。
モニエル瓦の点検で最も注意をする事がモニエル瓦を割らないという事です。足の踏み場、体重のかけ方を間違えると割れてしまう事があります。割れない様に慎重に点検を進めていきます。経年劣化が進み、褪色及び劣化が進行していました。
モニエル瓦と似ている屋根材があります。それはセメント瓦です。見分け方は屋根材の小口です。小口はザラザラとしているものはモニエル瓦といいます。苔やカビが発生していました。しかし屋根材に割れ等の不具合はありませんでした。
図面がなかったので屋根の寸法を測っていきます。屋根材一枚の大きさは写真の通りです。粘土瓦よりも大きいです。今回は屋根の塗装をご希望できしたので見積りを出させて頂く事になりました。モニエル瓦の場合、劣化が進むと塗料の吸い込みが激しいので通常3回塗りですが一工程増やして4回塗りをする事が多いです。吸い込みが激しいと3回塗りでは表面に塗膜を形成する事が難しいので4回塗りをおすすめしています。お客様にもモニエル瓦の特徴を説明しながらご提案をさせて頂くことになりました。
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