羽島市二お住いの尾M様より、街の屋根やさんに漆喰補修のご依頼をいただきました。瓦屋根はメンテナンスフリーとの認識が広がっておりますが、今回ご相談いただきました漆喰の異常を放置してしまうと、雨漏りや棟の崩壊に結びつきます。他の屋根材と違って塗装の必要は無いですが、瓦屋根を構成する部材には適切な交換時期がありますので、良い状態を保つためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
棟部分の調査を始めますと、四方に伸びている隅棟では漆喰が劣化してひび割れが発生しておりました。さらに大棟と隅棟の取り合い周辺では漆喰の剥がれも目立ちますので、補修が必要な状態となっております。漆喰は塗った直後では柔らかいのですが、年月を経るごとに硬くなるため、ひび割れが起きやすい部材です。そのため築年数を参考に点検を行い、早めに漆喰の不具合を発見する必要があります。
剥がれた漆喰は雪止めに引っかかって止まったものもありました。このまま漆喰の剥がれが増していくと、棟内部の土が雨を引き込んで防水紙を劣化させてしまいます。
また、問題点は漆喰の劣化だけではありませんでした。隅棟では固定のために設けられている銅線が切れており、こちらも棟の内部の崩壊などを招く危険性があります。そのためM様にはお住まいの築年数を考慮し、漆喰の補修だけではなく棟の一部を再結成するために取り直し工事をご提案させていただきました。取り直し工事は棟瓦の歪みを直すと同時に、下地と漆喰の補修を行う事が可能です。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん岐阜店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2024 街の屋根やさん All Rights Reserved.