屋根に使用する屋根材は様々な種類がございます。材質の違いもあれば同じ材質でも形やデザインが違ったりもします。岐阜市にお住まいになられているW様より「家の屋根の色が変色してきた」とお悩みのご相談がございました。20年以上も前に屋根を改修してからメンテナンスを行っていない屋根なのだそうです。

まずは点検にお伺いして現状を把握いたします。新型コロナウイルスの感染が増加しております。これまでも講じた対策を行い続けて参りましたが、これからもマスク着用、こまめな消毒をして参りますので気軽にご相談ください。

岐阜市W様のお宅にお伺いして屋根に上がってみると、セキスイ瓦Uという屋根材であることがわかりました。セキスイ瓦Uは、過去に販売されていた屋根材で現在は生産が終了している屋根材です。スレートと同じ材質で製造されておりますので、強い力を加えると割れる材質です。生産を終了しておりますので割れてしまうと部分的な交換作業ができないことになります。表面は確かに変色しており、緑色のところもあれば黄緑色のところもありました。上下の重なり部分が黒くなっておりより傷んでいる状態にありました。

上下の重なり部分をよく見てみると、ひび割れていたり白くなっているところがありました。白くなっているところは表面が剥がれてかわらUの中身が露出している状態でした。表面の剥がれはかわらUの状態が傷みすぎていることを指し、この状態に塗装でメンテナンスをしても効果が十分に発揮されないことを意味します。ここまで傷んでしまうと、新しい屋根材を使用した屋根葺き替え工事でのメンテナンスが適しております。私たち、街の屋根やさんでは、様々な屋根材のメンテナンスを承っております。屋根のメンテナンスは、街の屋根やさんにお任せ下さい。