岐阜市にお住いのお客様から「瓦が一枚庭に落ちているので屋根を見てほしい」とご相談を 頂きました。

さっそくお宅にお伺いさせていただきました。

本日調査を行いますお宅の屋根は瓦です。

築45年以上経過した木造住宅です。

メンテナンスは以前は定期的にされてたそうですが、ここ何十年は何もしていなかったそうです。

実際に屋根に上がり確認していきたいと思います。

屋根に上がり周りを見渡すと、瓦のズレが分かりました。

瓦は、時間が経つと ズレてくることがあります。

昔の施工技術で作られた屋根瓦は、釘で止めていない 状態です。

瓦が動くと瓦同士の間に隙間ができてしまい、雨水が入りやすくなります。

このままの状態ですと雨漏りの原因にもなりますので瓦のズレ直しをしっかり しなければいけません。

瓦屋根の頂上にある棟瓦の漆喰がなくなっている箇所が確認できました。

この漆喰は、棟部分の瓦同士をつなげる際に使用されています。

他にも瓦の隙間を埋めることで、雨風が入ってこないように防ぐ役目をしています。

漆喰が剥がれた所には土が流れ落ちてしまいます。

そうなると棟が歪み崩れ落ちてしまう事もありますので、早めにメンテナンスを 行うことをお勧めいたします。

今回の調査を行い、お客様には瓦のズレ補修と漆喰の詰め直しをご提案させていただきました。

屋根・雨漏りについてのお問い合わせは街の屋根やさん岐阜店にお気軽にお問い合わせください。