岐阜市にお住いのお客様から「去年の台風の強風で軒天の一部が剥がれ落ちてしまいなおしてほしい」とご相談をいただきました。

 

お客様は軒天が台風による被害なので火災保険を適用しての工事をご希望との事でした。

 

 

この保険を適用する際には、保険申書類に被害報告を記載した後、復旧にかかる金額と現状の写真が必要となります。

 

本日点検調査を行いますお宅の軒天箇所は二階です。

 

復旧工事を行うにも、ハシゴや脚立での作業は困難な箇所ですので作業用の足場が必要です。

 

足場が必要と判断できる場合は保険の申請時に足場の設置費用と請求も行います。

保険会社の審査で問題なければ一部の補修でも足場の費用が保険で賄えます。

今回被害を受けた軒天を見ていきます。

 

補修方法としましては張り替えですが、調査段階では近くで確認ができませんでした。

そうなると軒天の下地の状況が気になります。

 

既存の下地材が腐食して使えない場合には下地材を作り替える必要があります。

今では軒天に張るボードの種類によっては張り替え後に塗装が必要になってくるものもあります。

 

他にもガルバリウム鋼板で軒天の張り替えを行うこともあります。

今回はお客様に相談したところ、軒天の一部補修でしたが、軒天全体の張替も検討するのも一つだと思います。

 

もちろん保険が適用できる範囲は被害を受けた部分ですが、保険で足場代が賄えるのであれば、その足場を有効活用するのも一つの手段です。

 

 

台風などの自然災害で建物に被害を受けた方などお気軽にご相談ください。