岐阜市にお住まいのお客様から「屋根の色あせやコケが汚いのを訪問販売から良く指摘されるので心配です」と今回ご相談をいただきました。

 

今日点検調査します屋根材は、カラーベストです。

 

築19年経過しており、以前１回屋根塗装を経験したとお聞きになりました。

 

 

それでは早速屋根を見ていきましょう。

写真はカラーベストの素地が出てしまっている状態で白く見えますのが塗膜がはがれている様子です。

 

この状態を放置しますとひび割れや欠けの原因になったりします。

 

もともとカラーベスト自体には防水性はありませんので表面の塗膜で雨水を防いでいくことが必要です。
屋根塗装が建ててから何年かで必要となってくるのはこのためです。

屋根の全体的な様子ですが、塗膜自体はかなり劣化している状態です。
屋根全体の防水性も弱くなってきていますのでメンテナンスの時期は来ていると思います。

 

また棟板金も錆びが少し出始めている箇所が見られます。

 

お客様には、屋根の状況を報告し相談しましたところ、前回塗装をやり、その時よりは塗料も進化しているとは思うのですが、何十年したらまた屋根のことを考えなくてはならないのはかなりのストレスになると言われました。

 

塗装の選択は無くなり、ガルバリウム鋼板のカバー工法を少しお話したところ予算次第だが、良い提案だと言っていただけました。

 

カバー工法の資料をわかりやすくお客様には説明していきたいと思います。