岐阜市にて、屋根の点検、棟板金が浮いていました
岐阜市にお住まいのお客様より、訪問者から業者から屋根の傷みについて指摘を受けたとのご相談のお問い合わせをいただきました。詳しくお伺いすると、棟板金の浮きと、屋根のひび割れがあるとのことでした。屋根全体のカバー工事をご提案されたとのことで、調査・お見積りまでは無料でご対応させていただきます。このようなお問い合わせでもお気軽にご相談いただければと思います。
種のてっぺんに取り付けられている板金のカバーのようなものが棟板金です。屋根の取り合い部分は隙間が空いてしまうので、その隙間をカバーして雨水の侵入を防ぐために取り付けられています。風の影響を受けやすく、築10年もしてくると取り付けている釘が少し浮いてきたりします。今回のお住まいは築18年ということで、釘の浮きが更に進行し、ほとんど固定する力が無くなっている状態でした。内部の木材である貫板が腐ってしまうと棟板金の交換が必要になってきます。
屋根が少しだけ欠けている部分もございました。屋根がかけると雨漏りするのではないかと心配になる方もいらっしゃいますが、厳密には止ん柄が欠けただけではすぐには雨漏りをすることはありません。屋根材の下には防水紙と呼ばれる防水シート賀張巡らせてあり、この防水シートに穴が空かない限りは屋根の内側に水が入らない仕組みになっているからです。防水シートの壽命は20~30年が目安と言われているので、今回のお住まいの場合はまだ雨漏りを起こす可能性は低いと言えます。棟板金のお交換工事をしてもいいですが、防水紙の壽命を考えると、今すぐ棟板金を交換しても数年で屋根全体をメンテナンスする必要が出てきてせっかく交換した棟板金を取り外す事になってしまいます。今後どれくらい住みたいかなども考慮しながら、ライフプランに最適なメンテナンスを考えていく必要があります。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しております。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。
9時~18時まで受付中!
03-3779-1505