本日は岐阜市にて実施致しましたセキスイかわらUの屋根葺き替え工事です。セキスイ瓦Uとはだいぶ前に生産中止になったのですが、その原因としては大きな問題を抱えていました。販売当時は人体に悪影響があるアスベストが使われていたため、ノンアスベストに変わって生産されましたがとてももろく経年で屋根材が剥がれてしまうもので、現在でも屋根の劣化が進んでしまい困っているとのお問い合わせを受けることがあります。
今回はこのセキスイかわらUから金属屋根材のカバールーフ455への葺き替え工事を行い問題を改善致します。

工事前の様子ですが、ところどころ白っぽくなっています。この白くなったところは屋根材が剥離しているところで、剥がれた屋根材が屋根に転がっていました。現状雨漏りしている様子はないですが、この状態が続けばいずれ浸水して野地板や天井、壁、などを傷める事になります。

それでは屋根葺き替え工事をしていきます。まず古い屋根材を撤去します。幸いにも野地板などはしっかりしていましたので、縦桟を設置し防水紙を取り付けていきます。

防水紙の上からカバールーフ455を取り付けました。この屋根材は瓦棒屋根やスレート屋根に、既存の屋根を残したまま上から新しい屋根を作るカバー工法ができる仕様です。ハゼ締め式折板屋根ですが特殊なハゼ締めにより施工をスピーディーに行えることや水分の侵入を防ぐ水密性が高いなどの機能を有しています。
街の屋根やさんでは工事前必ず現地調査をおこない、お住まいの状態にマッチしたご提案をいたします。お問い合わせで自分の家の状態をどのように説明したらいいのか？いったお悩みの方が多いのですが、こちらから質問させていただくことや、その後の現地調査で最適な工事をご提案いたします。