岐阜市にて、棟板金の点検をおこないました
岐阜市にて、近くで工事をするから挨拶回りをしているといった業者に棟板金の浮きを指摘されたので見てほしいとのご依頼をいただきましたので調査してまいりました。指摘した業者は屋根にも登らずに浮いているとだけ言ってチラシを渡して帰っていったそうです。ひと昔前には、問題があるから見てあげると言って、屋根に登り意図的に不具合を起こして工事させるといったこともあったようなので、全ての業者がそうとは一概には申し上げられませんが飛び込み営業にはお気を付けください。
調査をした結果から申し上げますと、一部分釘の抜けがあったり三又の部分でもともと釘が打たれていないところはあったものの、そのほかの箇所ではしっかりと釘が利いており貫板の状態もそれ程悪くはないといった状態でした。こちらの屋根のようには棟板金と屋根材の間に隙間がある屋根のつくりは、貫板が雨風に曝されますので、貫板が劣化しやすいつくりになっています。しかしながらこちらのお宅ではエプロン面戸が取り付けられておりましたのでそれほど劣化が進まなかったのだと思います。
三又の部分で釘が打たれていなかったり、棟板金を打ち付けている釘の間隔が広くとられておりましたのでビスによる補強工事をご提案させていただきました。ビスは釘と似ておりますが、ネジ山が切られておりますので釘に比べ抜けにくい構造になっています。また、一部エプロン面戸がなくスポンジで埋められている部分がありました。こちらをお客様に聞いてみると以前来た業者が点検だといってとってしまったんだとおっしゃっておりました。この状態でおいておくと横殴りの雨が降った際に雨水が侵入し、貫板の劣化が早まってしまったり、最悪の場合雨漏りを引き起こす可能性もありますので、防水テープによる補強工事も同時に行うことになりました。
私たち、街の屋根やさんでは現地を調査する際もマスクの着用を徹底しております。また、調査でご自宅にお邪魔させていただく際もアルコールによる手指の消毒など可能な限り新型コロナウイルス感染拡大防止対策をとっております。なにかご自宅のことでわからないこと、ご心配なことなどございましたら安心してご相談ください。
9時~18時まで受付中!
03-3779-1505