岐阜市で屋根から屋根から塊が落ちてきたのでみてほしい
岐阜市にお住まいのお客様から『屋根から白い塊が落ちてきて心配なので見てほしい」とご相談を頂きました。築24年の和瓦です。少し前から白粉っぽい物が落ちてきていましたが、だんだん大きくなってきたので、心配になり連絡をくれたそうです。
早速お伺いし、屋根に登って見ました。すると、漆喰が剥がれている箇所がありました。10年ほど前に漆喰はやり直したようですが、新しく施工した漆喰の厚みが薄いようです。
よく見てみると、最近剥がれたと思う所と、結構前に剥がれた所がありました。早い時期に剥がれた漆喰の所には、苔が生えていて、大きな塊になっています。
剥がれた部分は、まだ苔はありませんんが中の土が崩れかけていました。白い塊の正体は、剥がれた漆喰です。このままにしておくと土が流れてしまい、のし瓦が不安定になりズレてしまいます。
一応、銅線でのし瓦と棟瓦をとめていますが、それでもズレてしまいます。中には土がほとんど流れてしまい、棟瓦と瓦の間から反対側が見えるようなお宅も以前ありました。
また、雨樋の中にも剥がれた漆喰がありました。漆喰の塊に、落ち葉や、埃が付いて雨の流れが悪くなり樋に雨水が溜まってしまうと、重みで樋が歪んだり勾配が狂ったりして、鼻隠し板などを傷めてしまう原因になります。
今の状態ですと、瓦自体はそれ程傷んでいませんので、漆喰だけは早急にお手入れが必要です。
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