今回お問い合わせをいただいたのは、岐阜市にお住まいのお客様です。10年が経過したらメンテナンスを考えてくださいと説明を家を建ててもらった会社の方に言われたそうです。問題が起こる前にメンテナンスを行う方が費用を抑えられます。なので調査は早めに行い現状必要なメンテナンスを把握しておくことが大切です。

お客様のお宅の屋根に使用しているスレートは端の部分に染みが出来ており塗膜の剥がれも起こっていました。スレートは、国内で最も使用されている一般的な屋根材の一つです。ご自宅の屋根がスレートだという方も多いと思います。スレート屋根は適切なタイミングで屋根塗装することで長持ちします。劣化がほとんど見られない状態では行う必要はありませんが、築10年が経過する頃には傷みが見られることが多いです。傷み具合は調査・点検によって調べることが出来ます。

スレート屋根の耐用年数の目安は20～30年程度です。しかし新築所の屋根材に使用されている塗料は、強い紫外線や雨などを浴びて早くても5年程度で劣化が始まり徐々に塗膜が剥がれてきてしまいます。そのため、新築から7～10年を目安に屋根塗装を行い屋根の美観と防水性を回復しましょう。

スレートの表面が全体的に色褪せて薄くなっており塗膜が色褪せてしまっております。近くで見るとスレートがひび割れておりメンテナンスを行うべきタイミングである事がわかります。

　塗装をする際足場の仮設が必要となるのですが、別々の工事としてお願いするとその都度費用が掛かってしまいます。同時に行えるメンテナンス棟板金交換工事や外壁塗装などを合わせて行う事で費用を節約できます。