2022.10.27
岐阜市にお住まいのお客様邸にてカラーベスト点検見積調査に行ってきました。築年数 約15年屋根形状 寄棟 屋根材 スレート瓦 (カラーベスト) スレートは、岩を板状に加工した薄くて軽い屋根材の事です。 スレートは主にセメントで作られた化粧スレートと天然石で作られたものがあります。 …
岐阜市で調査したのは工場の屋根です。板金を曲げて作られた折板屋根で大型の工場や倉庫に良く使われている屋根材です。棟から軒先までが1枚で作られているので、勾配の緩い屋根でも使用できます。金属屋根なので塗装工事でメンテナンスをおこなわないとサビが広がってしまいます。調査した屋根もボルトや屋根自体もサビで赤くなっていました。穴があいている訳ではありませんがので、しっかりとサビ止めを塗装すれば問題はありません。
折板屋根は鉄板を折り曲げて作られていますので、定期的に塗装工事でのメンテナンスが必要です。棟から軒先までが一枚の板で作られている事が多いので、雨漏りしにくい屋根でもあります。山と谷になっているものを重ねて葺いていくのですが、雪などが積もった重みで歪んで隙間があいたり、ボルト部分や折板自体が錆びて穴があいてしまう事もあります。
ボルトは剥き出しになっている為に、どうしても錆が出てしまいます。ここからサビが広がってしまい屋根材を駄目にしてしまうので、しっかりとした下地処理をおこなって塗装工事が必要です。劣化が酷くなると塗装工事が出来なくなり、葺き替えや上から新しい屋根を被せるカバー工事が必要になります。
錆で真っ赤になっていますが、まだ穴があいている部分はありません。全体的には塗装工事で問題ありませんが、仕上げの塗料にいくら耐久性が高い物を使用しても、下からサビがでてしまえば意味がありません。金属の塗装の場合、錆止めがとても重要になってきます。サビ止めに耐久性が高い材料を使用して、しっかりとサビを止めなければなりません。岐阜市で調査した工場の屋根は、耐久性が高いサビ止めで下地処理をした後に折板屋根の塗装工事を行う事になりました。定期的に塗装工事をおこなえばまだまだ問題なく屋根は使用できますので、傷みが酷くなる前に早めのメンテナンスをしていきましょう。
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