岐阜市の工場の屋根を工事している現場ですが、いくつも建物があり今までは気にしていませんでしたが、屋根の工事をおしていると、別の屋根も見るようになり、一部が破損しているのに気が付き、一緒にお願いしたいと連絡をいただきました。

　工事をしていた屋根の一段下にある屋根で、折板屋根ですがケラバの部分が腐食してしまいペラペラになって落下している所がありました。上の屋根からですと気が付きませんでしたが、下から見ると一部が無くなっているのがわかりました。

別棟の建物で、通路を挟んで向かい側にある建物です。こちらも折板屋根になりますがこちらの折板は通常よりも大きな波型をしていました。

　屋根の端の部分が色が変わって見えるところが剥がれて飛んでしまった部分です。アングルを付けていましたので、これだけで済んでいますが、もしもアングルが無ければ、屋根の半分くらいは飛んでしまったかもしれません。

　そうなると大事故に繋がりますのでケラバの一部の破損で済んでいましたので良かったと思います。

金属の屋根が風でちぎれてしまうのは、かなり強い風だったと思います。破損した部分を見ていると、本当に金属なのかと思うくらいにちぎれていました。この部分の下は通路になっていますので、タイミングが悪ければ大事故になっていた可能性があります。今回は、ちぎれた部分もうまい事通路に落ち誰も怪我せずに済んだようです。

アングルはしっかりと固定されていたようですので、残っていますがその周辺がちぎれる様に剥がれ、アングルの部分だけ破片が残っていました。

　こういった部分は、上だけではなくL型のアングルで横の部分までカバーしたもので直す予定です。ピッチももう少し細かく入れ台風に備えて、頑丈に仕上げていきます。