岐阜市で、コロニアルNEOの屋根材を調査しました
近隣で工事をしていた業者から屋根がひび割れていると指摘を受けたの事で、点検して参りました。3階建てのお住まいだったので梯子が届かず、3回のバルコニーまで梯子を持っていき、バルコニーから屋根に登りました。遠目ではわかりにくかったですが、屋根に登らせていただくとひび割れや欠けがたくさんできている状態でした。
この屋根はコロニアルNEOという屋根材で、アスベストの規制が厳しくなった2000年初頭に、ノンアスベストの屋根材として大変な人気を博したものです。コロニアルNEOはノンアスベストになったまでは良かったのですが、建材を頑丈にするアスベストが無くなったことによって非常に脆い仕上がりになってしまいました。それが発覚したのは発売から10年過ぎたあたりからで、多くのお住まいで同様の症状がほうこくされるようになりました。
築10年~15年のスレート屋根のメンテナンスと言えば塗装工事ですが、コロニアルNEOは先程申し上げたように割れやすい事が特徴であるため、塗装をしても割れや欠けが引き続き発生してしまいます。そのため、業界では塗装できない屋根材として知られています。ご自宅の屋根にはどんな屋根材にどんな屋根材が使われているかを把握し、それに適したメンテナンス方法を行っていくことが大事です。
塗装ができないコロニアルNEOのメンテナンスは、新しい屋根材を上から葺くカバー工事か、屋根材を全て新しくする葺き替え工事をオススメしています。費用面を抑えたいのであれば、廃材費用などでほとんど発生しないカバー工事の方が価格もリーズナブルでお勧めです。
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