岐阜市で、瓦屋根をアスファルトシングル材で葺き替え工事しました
岐阜市の客様の瓦屋根の葺き替え工事を行いました。瓦屋根から葺き替えるのはアスファルトシングル材になります。なぜアスファルトシングル材にしたのかというと、まず第一に考えたのは「軽量化」です。もちろんメインの目的は「雨漏り解消」ですが、そこで必ず生まれる問題、特に瓦屋根からの場合ですがやはり「重い」という事です。軽量化だけならガルバリウム銅板製の屋根材が一番有利ではあるのですが、立地環境が鉄道線沿い
で駅近くという事がありました。鉄道
線沿いで起こる問題は「鉄粉」です。ガルバリウム銅板製自体に錆びがまわる可能性は低いのですが、飛散してきた鉄粉によるもらい錆が考えられました。それでは化粧スレートは?というところで考えていくと、重量は現在の瓦屋根の半分程度に収まりますが、メンテナンスの問題が残ります。そこで考えたのが「アスファルトシングル材」です。化粧スレートより軽量であり屋根材の表面には天然石がついています。耐候性も高く金額的には化粧スレート屋根材の葺き替えと変わりません。
雨漏りを起こしていた原因は、防水紙の破損でした。瓦の棟の下側に当たります。既存の防水紙の敷設方法にも問題がありました。
針葉樹構造用合板12mmを既存屋根の上に重ね張りします。そのうち新しい防水紙を敷設します。正しい敷設方法は軒側から平行に敷設していきます。既存は竪に貼られていました。
アスファルトシングル材には専用の釘、専用の接着剤、さらには自着材が付いており強力も屋根材同士をくっつけます。強風にも問題なく耐えられます。化粧スレート屋根材の様に色褪せが起きにくく何より軽量で今後予想される地震にも屋根が軽いことは有効です。私たち「街の屋根やさん」では周辺環境も考えたご提案をさせていただいております。もちろん新型コロナウイルス対策も継続中です。
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