瓦屋根は瓦以外の建築資材が使用されており、使用年数に応じて劣化していきます。瓦屋根は築年数や建築資材の使用年数に応じて点検を行って、状態に応じたメンテナンスを行いましょう。岐阜市二お住いになられているH様より、「屋根のメンテナンスを全く行っていないので点検してほしい」とご不安なご相談がございました。築年数でいうと4お年以上が経過している建物でした。屋根も当然40年以上が経過しており、これといってメンテナンスは行ってこなかったそうです。

岐阜市H様のお宅の屋根に上がって見ると、瓦も古くなっており、棟瓦の漆喰の剥がれや銅線が切れていたりと全体的に傷んだ印象を受けました。棟瓦の漆喰が剥がれていると雨漏りン位繋がる可能性があります。棟瓦を束ねている銅線が切れていると。台風や強風が吹いた時に倒壊する危険性があります。雨漏りに繋がる危険性のある箇所としましては谷にもございました。本来は谷板金の上に瓦が落ちている事はありませんが、岐阜市H様のお宅の谷板金の上に瓦が落ちておりました。

屋根にある谷は雨水を集めて軒先に流す役割がございます。谷板金の上に瓦が落ちていると、雨水の流れの邪魔になりスムーズに流れなくなります。谷板金の脇から飛び越えて雨水が流れてしまう可能性が出てきます。特に短時間で雨量の多い雨が降った時ほど雨漏りの危険度が上がります。

谷に沿った瓦は斜めにカットしてありますが、銅線を括りつけて固定されていることが多く、銅線が切れたり外れたりすると谷板金の上に落ちてしまいます。この場合は新しい銅線で再固定する必要がございます。私たち、街の屋根やさんでは、瓦屋根の部分的なメンテナンスも承っております。瓦屋根の部分的なメンテナンスは街の屋根やさんにお任せ下さい。