岐阜市で築年数40年を超えたお住まいの日本瓦の屋根について、修繕のご相談を頂き屋根の点検調査にお伺い致しました。全体的に傷みの症状は出ておりますが、強風による影響で棟の部分に著しい損壊箇所が見受けられました。

　棟の冠瓦と呼ばれる頂上の部分の瓦が離脱して落下していました。強風時に発生したとの事ですので、こちらの補修については火災保険の申請が行えます。当然承認を得た上での事とはなりますが、承認を得られれば修繕費用の負担軽減に繋がります。

　棟の冠瓦の下の漆喰部分には経年劣化と思われる剥落の症状が見られます。損壊してしまった部分の修繕と共に棟全体のメンテナンスをされると非常に効率的な修繕工事に繋がります。

　と申しますのも屋根工事となると足場仮設が必要となる場合が殆どです。その足場費用は被災部の修繕で賄えますので、これを利用して棟全体を施工されると、足場費用のご負担は軽減されることとなります。お客様にもご説明し、今回棟全体の取り直し工事でご提案させて頂くこととなりました。

　私たち街の屋根やさんでは、この様な点検調査からの施工のご提案をひび行わせて頂いております。新型コロナウイルス対策も実施しておりますので、皆様もお気軽にご相談下さい。