岐阜市で瓦屋根の漆喰の点検に伺いました
今回は岐阜市で瓦屋根の漆喰の点検をしてきました。瓦や石材の接着、目地の充填、壁の上塗りなどに使われる建材が漆喰です。漆喰の歴史はかなり古く、役5000年前から世界中で使われてきました。日本の歴史よりも古いとされています。今回はそんな漆喰や補修について簡単にご説明したいと思います。
漆喰は雨風や寒暖、直射日光などの影響を受け、時間と共に劣化していき崩れてしまう事があります。
よく見てみると、白い部分が無くなっている部分がありました。これは劣化により漆喰が剥がれてしまっているのです。漆喰が崩れて、瓦の上に散らばってしまっていました。最近、屋根から漆喰がポロポロ落ちてくるなと思ったら、雨漏りの初期サインです。漆喰が取れた所から雨水が侵入するだけではなく、漆喰が雨樋を詰まらせる原因にもなりますので注意が必要です。
よく見ると剥がれている箇所の瓦がズレていました。ここから雨水が侵入して雨漏りになったり様々なトラブルが発生します。他の箇所でも瓦がズレていました。瓦屋根の場合だと、瓦がしっかりと固定されておらず不安定なので、ちょっとした風や地震で落下してしまう可能性があります。
漆喰が崩れて苔が発生している箇所がありました。水分が溜まっている証拠です。いずれもメンテナンスが必要です。
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