岐阜市で建てられて約50年を経過しているお宅の瓦屋根の点検調査にお伺い致しました。きっかけは雨漏りをきたしてしまっているとの事で、その原因特定が出来ればとのお話からのご依頼となります。

　屋根全体の状況は年数を経過しいているので、瓦自体が多少弱っている様子がうかがえました。端部が少しずつ剥離している状況も見られ、さらに所々において、ズレている場所も多く見受けられました。

　漆喰にもひび割れ等、劣化症状が見られます。やはりこちらは雨漏りの原因となりえる事は十分に考えられる事象です。しかし反面明かな損壊をきたしている訳でもないので、あくまでも推測の域での見解とも言えます。

　この状態で雨漏りをきたしているので、やはり下葺き材の劣化が考えられます。この下葺き材の劣化解消のためには、瓦を一旦外す必要がある事から、雨漏り解消のための理想的なメンテナンスとしては葺き直し工事か葺き替え工事となります。お客様にもご説明させていただき、ご検討頂く事になりました。私たち街の屋根やさんでは、この様な調査の実施から雨漏り解消に向けた工事提案等、屋根に関するご相談全般を承っております。