岐阜市で、瓦屋根の雨漏りがしてるかどうか調査をお願いしたいという事でお伺いしました。築38年の瓦屋根で、前から定期的にメンテナンスを行っている当社に依頼をいただきました。

　今回は3回目くらいの点検になります。以前より瓦のかけている部分が増えていました。見るたびに欠けている瓦が増えているのではという感じでした。立て続けに下り棟の下部にある斜めに切っている瓦が劣化していました。

鬼瓦に当たる部分は漆喰が剥離してお落ちているものもありました。前回の診断時もそうだったのですが、、大半は雨樋に引っかかって残ってあります。瓦の勾配が急だと庭などに落ちますが、瓦屋根は比較的緩やかなので雨樋につなっているケースが多いです。

ただ、それが元で雨樋が変形したり詰まったりもするので落ちないから安心という訳でもありません。今回は流石に葺き替えをお勧めしました。

漆喰と差し替えで補修して使えなくもないですが、10年以上持つかといわれると厳しいので、耐震性も考えて軽い瓦が良いとおお伝えしました。

　軽い瓦にするメリットは、耐震性や台風などによるズレ、飛散、落下防止、定期的な番線の緩みや漆喰のメンテナンスが不要になる等がありますが、いつ来るか分からない大型の自死因が来た時の事を考えると耐震性を一押しします。