今回は岐阜市で瓦屋根の点検を行いました。お客様から、漆喰が剥がれて下へ落ちてくるので一度屋根を見てほしいというご依頼を頂きお伺いしました。
早速屋根に上がって点検をしていきます。何故漆喰は剥がれてしまったのでしょうか。漆喰は大体15年程度経ってくると表面のひび割れや剥離の劣化状態が発生します。ですが今回は7年程でこのような状態になるのは早いです。今回の原因は前回の工事で漆喰の重ね塗りを行った事です。古い漆喰が剥がれてきたので新しい漆喰も一緒に剥がれてしまいました。漆喰工事を行う際には古い漆喰は撤去し新しい漆喰を施工していきましょう。
漆喰の劣化を放置する事でどんな不具合が考えられるのでしょうか?漆喰の内側には土が盛ってあります。漆喰が剥がれている事により土が露出した状態になり雨が当たってしまいます。土ですので水をどんどん吸い込んでしまい、雨漏りに繋がってしまう可能性があります。また、雨と一緒に土が流れてしまう事により棟瓦を支える事が出来ずに棟瓦のズレや崩れに繋がってしまいます。崩れてしまうと漆喰工事で直すことは出来なくなり棟瓦の積み直し工事が必要になり、漆喰工事より日数も費用も掛かってしまいます。
漆喰工事のやり方は剥がれかけている漆喰、剥がれていない漆喰もすべて剥がして施工します。当然、上から施工するよりも時間はかかってしまいますが撤去しない事で今回の様な不具合が発生してしまいます。また漆喰の厚塗りは水の抜け道がなくなり雨漏りの原因になってしまう事もあります。街の屋根やさんご紹介
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