岐阜市で、調査した屋根は棟板金が浮いていました
岐阜市で、屋根・外壁の塗装でお見積りのご依頼をいただき、現地を確認にお伺いしました。屋根に登らせていただくと棟板金が折れている部分を発見しました。棟板金は屋根と屋根が交わる部分に付いている板金のカバーです。風の影響を受けやすい部分なので、台風などで強風で剥がれてしまったり最悪の場合飛んで行ってしまったりします。基本的にはしっかりと釘やビスで止められていますが、築年数などの影響で固定が弱まってくると心配になってきます。
曲がった部分を真横から確認すると、中の木の板が見えている事がわかります。これは貫板といって、棟板金を固定するやめに屋根に取り付けられている建材です。この貫板が腐ってしまうと、簡単に棟板金が外れるようになってしまいます。
今回のようなケースでは、火災保険の風災が申請できる場合が多くなっています。火災保険と聞くと火災にしか使えないというイメージをお持ちの方が多くいらっしゃいますが、殆どの火災保険で風災や雪害といった自然災害もカバーされているので、同じような被害を発見された方はご加入の火災保険にお問い合わせをしてみることをおすすめいたします。被害に合われてから3年まで申請できるという条件が多いので、少し後に見つけたらと言って諦めないでお問い合わせしてみましょう。
その他の棟板金でも同様に浮きが確認できたので、被害箇所をまとめて火災保険に申請して、結果を待ってから塗装工事を勧めていく方向性でお話いたしました。火災保険申請の工事でも足場をかけることになるので、足場代は浮くような形となります。申請してみれば通るかわかりませんが、申請は無料なので症状がはっきりみられる場合は申請をおすすめします。
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