岐阜市で、ずっとお困りだった軒天の補修工事を行いました
軒天はだいたい二種類の素材で貼られている事が多いです。一つは「ケイカル板」といわれるセメント質の物、もう一つは「カラーべニヤ」というものです今回お問い合わせを頂いたお客様のように、穴が開いてしまうのはどちらかといえば「ベニヤ」製の軒天が圧倒的です。軒天に穴が開いてしまう原因は、雨の吹き付けによる劣化の進行や軒側の雨漏りのよるものが考えられます。そのため本格的に補修を行うには屋根側の補修が必要なこともあります。今回のご依頼は、鳥が営巣しないようにしたいというご希望もあり、穴の開いた部分をふさぐ工事でした。
お伺いしてすぐに軒天の破損部はわかりました。もちろん穴が開いているからという事もありますが、色が変わっている部分が目立ったからです。もともとの軒天は木目柄のベニヤのようですが色が色褪せてしまいグレー色に変わってしまっておりました。その軒天の屋根の一番角に穴が開いてしまっているようです。
お客様のご希望が穴の開いた部分と補修、という事もあり調査と補修工事が一緒のタイミングとなりました。原因を探るとどうやら軒天のすぐわきにある屋根の破風板から浸水していたようです。
用意した木目調のカラーベニヤを剥がれてしまった軒天の大きさに切断し、カッターで木枠に固定し、端部と穴の開いた破風板をコーキング処理し作業は終了となりました。
内部には過去に鳥に巣を作られていた形跡もありました。産卵されていたら巣立つまで鳥獣保護法により待つしかありません。いいタイミングで工事が出来ました。
新型コロナウイルスも心配ですが、お住まいになられている家の事も同じくらい心配かと思います。コロナ対策を行いながら訪問させていただいておりますのでお家の事でお悩みのお客様はご遠慮なくご相談ください。
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