岐阜市で、サイディング外壁の現場点検に行ってきました。

 築１６年で、『最近外壁の汚れが気になり、外壁塗装を検討したい』とご連絡をいただきました。




サイディングとは、窯業系サイディングと呼び、セメント質約８０％と繊維質約２０％を主な原料として板状に形成したものです。
施工工期短く済んで、施工性がよく、耐震性が高く、防火性も高く、遮音性も高く、デザインのバリエーションが豊富などの特徴があります。

サイディング外壁のひび割れの状態です。


 このひび割れは、なぜ起きるかと言いますと、表面の塗膜（塗装）の劣化により、雨水を弾く防水性が失われ、雨水の浸入、紫外線があたりひび割れが発生していきます。


このように、サイディング外壁材自体に防水機能が無いということです。

新築時は、工場で塗装を行い出荷する場合、現場に納品施工して現場塗装する２つのパターンがあり、防水機能を持たせております。


 その塗装も、塗膜の寿命が短いものでは５年～１０年経過しますと、性能がなくなってしまい防水性がなくなり、外壁から雨水が浸入し、外壁のひび割れ、破損を起こしてしまいます。


 このような状態をさらに放置しますと、外壁材自体の劣化、躯体への影響が出てきてしまいます。

サイディング外壁材には、表面の塗膜（塗装）が最も重要で大切なものなのかがわかると思います。

お客様には、現状の痛みの報告をした上で、家を守るためには外壁塗装が本当に大切ですと説明させていただきました。



 『外壁塗装を進められてきたが、岐大さんだけがその大切さを教えてくれたよ』と言っていただけました。



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